2012年4月6日金曜日
一段落の心境
怒濤の3月を乗り越え、娘の高校入学式で一段落。
お昼休みなど使って写真を撮る気持ちの盛り上がりに欠けた冬だった。
朝方、会社の近所の椿ばっかり撮っていた印象。
街のスナップなんてほぼしていなかった。
今年に入って3ケ月。
仕事の方では、開発のための良い助走期間だった。
これから夏にかけしっかり修練。実りの秋を迎えたいものだ。
【今日のカメラとレンズ #73】
Nikon D7000
Ai AF Zoom Nikkor 28-70mm F3.5-4.5D
2012年4月5日木曜日
入学式と少年とうさぎ
とても風の強い日。
ついにやってきた娘の高校の入学式。
親子三人、式の始まる2時間前に学校に到着。
正門にて記念撮影、その後は早めのお昼ご飯。
腹ごしらえもしっかり出来たところで余裕をもって学校へ。
娘はそのまま教室、私と妻は式が始まるまで少し校内散歩。
創立100年ということだったが、私の母校よりよっぽど施設は整っているし広いし明るい印象。
お昼の1時、晴天。
南向きに建てられた校舎の片隅に学生が一人。
気持ちオタクっぽい風貌。
袖の擦り切れ、飲み物のシミなんて気にしない。
十分にクタクタ気味の学ラン。
緩い天然パーマ、短めの頭髪。
昭和っぽい“銀縁”の眼鏡。
屈んで座ったその傍らにバケツが一つ。
近くまで行って覗き込むでみると“うさぎ”が一羽。
“うさぎ?”
春休みの学校の校庭で少年とうさぎ?
話しかけてみた。
「何をしているの?」
「日向ぼっこです。」
「うさぎも?」
「ハイ、うさぎを…」
「うさぎを日向ぼっこさせるために学校にきたの?」
「生物部なんです…」
「へぇ、部活なんだ…」
明らかに人間と話すより動物に語りかける事を好んでいそうな空気感。話しかけることが申し訳なく思えてきたので、とにもかくにも記念にうさぎの写真を撮らせてもらってその場を離れた。
こういう少年の居場所が排除されずない学校だったらいいのだけれど。
さて、どんな高校生活を娘は過ごすのだろうかな。
【今日のカメラとレンズ #72】
Nikon D7000
Ai AF Zoom Nikkor 28-70mm F3.5-4.5D
2012年4月4日水曜日
無常
今日、彼が亡くなった。
15歳。
同じ学年だったが、娘とは直接の関わりはない。
卒業式で見かけた。
闘病生活でやせ細ったからだをおしての出席。
足取りはフラフラだったが、壇上ではしっかりと卒業証書を受け取り、
振返った時の彼の清々しい表情。
付き添いの友人に支えられながら自分の席に戻る時、
その友人が彼の肩をグッとにぎり「よかったな」の一言に、
照れくさそうに「おうっ」とぶっきらぼうに言ってた仕草。
とても印象的だった。
あれから三週間。
明日は、高校の入学式。
娘も含め彼の仲間達の新たな門出。
せっかく合格したんだ、一緒に高校の門をくぐりたかったよな。
この三週間、
彼は仲間と一緒に卒業式に出席できた、高校受験も乗り越えた。
新しい生活の準備もあっただろう。
夢を叶え、次の自分に向き合ってたんだと思う。
15歳、これからじゃないか。
あまりにも無常だ。とても、つらいです。
今はただ、彼の冥福をお祈りします。
【今日のカメラとレンズ #71】
Nikon D7000
Ai AF Zoom Nikkor 28-70mm F3.5-4.5D
2012年4月3日火曜日
嵐の予感
2012年4月2日月曜日
返信
2012年4月1日日曜日
春がきた
登録:
投稿 (Atom)