
デジタルの良さは、物事の大まかな流れや成り立ちを理解した上で、積極的にシュミレーションとトライ・アンド・エラーが出来る事です。
誰でも判っていそうな事ですが、日頃からコンピューター相手に仕事していないとなかなか理解出来ないものなかのもしれません。
先日、とあるカメラ屋で50代の店員さんがお客さんを相手にこんな営業トークを。。。
『デジタルカメラっ?!そんなもんどんだけの価値もありませんで。今お持ちのフィルムカメラの方が値打ちがある。後10年したらここらの陳列棚に置いたあるカメラなんか使いもんにならしませんでっ!』
中古のフィルムカメラを探していても良く云われるのが、シャッター機械式が正解で電子式シャッターは値打ちが無い。

まぁ、都市伝説ですね。つまらんことを商売のネタにしている人たち。
私はデジタルカメラを使うことで、ここに掲載している写真を撮ることができました。
私にとっては、D80に込められたデジタル技術が、写真に対して自分が欲する描写を試行錯誤し追求する事をより容易にしてくれたのです。
全ての商品がそうだとは思いませんが、誠実なる技術者の想いが託されたカメラを見極めて、自分の生活の中でできるだけ永く使い続けていきたいものだと考えています。

まぁ、大げさな事を云う程の写真ではないのが辛いところですがね。
Nikon D80
Carl Zeiss Makro Planar 2/50 ZF