2010年7月24日土曜日

想い


午前中は仕事。
帰宅後、あまりの酷暑にて自宅で過ごす。
夕方、近くの公園で出会った空。

少年だった頃と同じ、
あの雲の中を飛んでみたいという想い。


ほんの近くにある小川で、子供が溺れて死亡したとのこと。

たった1メートルの水深。
こんな所で失われなければいけなかった命。

献花されていたひまわりのオレンジ色が胸にせまった。

とにかく、私は生きている。
今日も1日が終わる。

Panasonic G2
NIKON LENS SERIES E 75-150mm F3.5

2010年7月23日金曜日

影を追う

東京の先輩のアドバイス『影を追いかけてみてらどうか』

随分前に言ってもらったのだけど、意識しつつもなかなか『良い影』に出会えない。
いやいや、出会えないのではなく、見つける能力がない。
柔軟に頭の切り替えが出来んわけです。


で、これは貰ろたと思たんですが、草花が織りなしていた透明感が撮れてない。いやいや、嘘つきましたね。撮れてないんじゃなく現場で諦めたんです。
帰宅後現像してみるも、現場で確信がないものをPCで掘り起こせるはずも無く、当然の結果として退屈なホラー系の絵。。。

焦れたら駄目ですね。
納得できるまで、現場を離れない勇気は必要だと実感した次第。
何でもそうですけど、物事は誤摩化せません。
でも、現場から離れられへんようになってしもたら、ただの地縛霊になってまうしなぁ。。。などとつまらないことを思いついてすんません。(自爆)

Panasonic G2
Tokina AT-X Macro 90mm f2.5


2010年7月22日木曜日

廃墟ではないのだけれど見捨てられたアパート



ただの路地だと思った。
射す太陽光と闇をレイアウトしたらおもしろいと思って入って行った。



反対側から撮ってみようとして奥に進むと、郵便受けを見つけ、今居る所がアパート(小振りなマンション)の入り口だということにはじめて気付いた。



階段の踊り場にボロボロになった消化器と、植木置き場になっている洗濯機。意味のあったもの達が消耗され続ける。このアパートのように思えたのでシャッターをきった。

Panasonic G2
minolta MD ROKKOR 50mm f1.4


2010年7月21日水曜日

酷暑




関東では38度を記録とのこと。
酷暑の日々。



お昼休みに外に出ると、太陽の光が痛かったです。

Panasonic G2
Carl Zeiss Makro-Planar 2/100 T*

2010年7月20日火曜日

日常




先日の貝塚の太鼓台まつりと中書島の写真を現像終了。
ちょっと張り切りすぎたようでオーバーペース。
しかし、今は、現場に身を置き、緊張感があるなかで撮影をこなし、場数を多く踏むことが必要。
若い頃に目覚めりゃよかったものをオッサンになってからなので、つまらんところで気力と体力の限界を感じるわけですな。
まぁ、しゃあないです。じっくり付き合って行きましょう。





詰めて撮影をして、もうカメラは食傷気味かと思いきや、バシャバシャ撮るは撮るは。。。
大好きなロッコールが映し出す像をファインダー越しに一瞥した瞬間から止まりませんでした。
つくづくレンズはホンマに気に入ったもんを持たんとあかんなぁと思います。







今日は、猛暑にも関わらず空気が澄んでいました。
控えめでしたけど、良い夕焼けでしたね。
カメラを持つことで自分の中に留める風景を持つことが出来る幸せ。
ありがたいものです。

Panasonic G2
minolta MD ROKKOR 50mm 1.4

2010年7月19日月曜日

中書島を散策






京都伏見、寺田屋周辺と云えば、
酒蔵があり運河があり。







お店に入れば、昔ながらの調度品、涼しげな和菓子屋さんの店先やタバコ屋のおばちゃんとのさりげない会話とか、懐かしさを感じる日本の情景なわけだけど、







商いが興り交通の要所となり、花街が出来て、かつては豪勢だった街の抜け殻。
微かに怪しい匂いだけは残っているけど、後戻り出来ないラインを通り越した街の持つ悲哀は隠せない。





だからどうだって云われても困るのですが、
ただ、自分は街の記憶が途絶える寸前の京都伏見の下町に生まれ育った者として、良いも悪いもなく自分の原風景が滅んで行く様を見届けようとしているのかもしれません。

Panasonic G2
minolta MD 200mm f2.8
minolta ROKKOR 50mm f1.4

2010年7月18日日曜日

感田神社の太鼓台はやっぱり好いじゃないか!




おおかたの大阪府民にとって、泉州のお祭りと云えば『岸和田のだんじり!』ってことになるのでしょうね。



私もそう思ってました。
でも、断言してしまいます。





『貝塚の太鼓台のほうが絶対おもろいねん!』と。





人の力と集う者達の連帯感によって練られる太鼓台の躍動感が、なんとも魅力のお祭りです。





人がギリギリのところで、懸命になって何かを成す様というのは本当に感動的です。
そんな彼らが創り出す気の中に飛び込んで行き、今の自分の力の限りを尽くして彼らに挑めたことは、私にとってなにより嬉しいことでした。
まだまだ、写真力に関して未熟だと再確認できたこともあり、来年も更に腕を磨いて、新たな自分を発見するためにこの祭りに訪れたいと思います。



Panasonic G2
minolta MD 200mm f2.8
minolta MD ROKKOR 50mm f1.4
Carl Zeiss Distagon 2.8/25mm