厄除のお参りに集う近在の人々。
お神酒を受けつつ近所の井戸端話に盛り上がり、幼い巫女が慣れない着物で舞うお神楽と、この時ばかりは神妙に水火除難の金幣授与を受ける近所のおっちゃんとおばちゃん達。
目の前で繰り広げられていたのは、肩ひじ張らない生活の延長線にある「村の歳時」。老若男女のさりげない和がそこにあるように感じられた。
日頃から会社がある野江を「昭和の枯れ野・老人の街」と思い込んで写真の練習場にしていたが改めないといけないようだ。
京街道を歩いて記録帳を創っていこうと企画し始めている私にとって、この街を起点に出来ることはありがたいなと素直に思える一夜だった。
【今日のカメラとレンズ #13】
Nikon D7000
Ai AF Zoom Nikkor 28-70mm F3.5-4.5D
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