しかし、SONYのDSC R1というコンデジでのモノクロモード。
なので、当然のことながら、EVFに映し出される『画像』もモノクロになり素人にとっては非常にイメージしやすい。
会社帰りの時刻、夕方の商店街。大まかに『ここは○○EV、あそこは○○EV』とマニュアルでアタリをつけ、狭いラティチュードを三分の一単位のシャッタースピードで調整しつつ、リアルタイムに浮かび上がる像を確認しながら決定していく。
本職がDTP屋なので脳裏に浮かんだ像をフォトショップで操作しているような感覚があり、思わずショートカットで『トーンカーブ』を呼び出したくなるくらい自分にとっては身近であり面白い体験でもあります。
しかも、フィルムカメラでの撮影を経験した事で、光を読みの意識付けが自然となっており、シャッターを切るまでの動きに無駄が少なくなりました。
こうなってくるとウエストレベルの撮影もしたくなります。露出とシャッタースピードをパンフォーカス出来るように調節。足りなければザックリISOを上げて補う。
頭でイメージしたことをダイヤル操作でカメラに伝えてやり、結果がモニターに映し出され微調整してシャッターを切る。
京橋の商店街をそんなふうにスナップして歩きました。
とても楽しかったです。
自分のやっていることがあくまで『フェイク』であることは十分承知していますが、今ある自分の環境で無理せずやれることをやり切りたいと考えています。
それに、折角出会った機材たちなので成仏するまで使い切ってあげたいなとも思う今日この頃です。
と自分を納得させつつ、やっぱりモノクロをフィルムで。。。自家現像で。。。プリントも。。。と夢想しています。フッ〜
2 件のコメント:
こんにちは。
デジタルモノクロがフェイクかどうかはわかりませんが、粒子で画像を作る銀塩モノクロは格別なものです。ぜひ挑戦していただきたいものです。
現像・プリントまで一括手作業するのが一番良いのは間違いないんですが、プリント作業は暗室の要ることなので容易ではありません。ただ、フィルム現像は器具と薬品さえ揃えてしまえば低コストで作業が可能です。アウトプットがスキャン画像中心であるならば、まずはフィルム現像に挑戦されてはいかがでしょうか。
kuryさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
そうなんです、シュミレーションはシュミレーションでしかないと云う事は承知しているつもりなのですが、なかなか飛び出せません。
しかし、それでも自分なりに判った事は、『色』に邪魔されないで『光と影』の関係にどんどんコンタクトできることでしょうか。
この感覚はとても新鮮です。
自分なりに経験を積んで行けるよう、環境を整えて行こうと考えています。
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