京都伏見、寺田屋周辺と云えば、
酒蔵があり運河があり。
お店に入れば、昔ながらの調度品、涼しげな和菓子屋さんの店先やタバコ屋のおばちゃんとのさりげない会話とか、懐かしさを感じる日本の情景なわけだけど、
商いが興り交通の要所となり、花街が出来て、かつては豪勢だった街の抜け殻。
微かに怪しい匂いだけは残っているけど、後戻り出来ないラインを通り越した街の持つ悲哀は隠せない。
だからどうだって云われても困るのですが、
ただ、自分は街の記憶が途絶える寸前の京都伏見の下町に生まれ育った者として、良いも悪いもなく自分の原風景が滅んで行く様を見届けようとしているのかもしれません。
Panasonic G2
minolta MD 200mm f2.8
minolta ROKKOR 50mm f1.4
2 件のコメント:
上から二枚目の水辺の写真
すごく優しくて綺麗な色ですね。
そして
全体に薄いベージュをかけたみたいなこれらの写真の色味。
これが、すごく好きなんですよ~。
でも デジタルなんですよね。
F3でのフィルム写真特有の色かと思っていたけれど
efu3さん特有のの写真の色なのかな。
kaochanへ
こんばんは!
コメントありがとうございます。
水辺もそうですが、和菓子屋の店先も抜けの良い透明感を意識して撮っていました。
ROKKORの描写を引き出すことが出来たら、きっと上手くいくはずだと念じながらでしたね。(^^ゞ
まだまだ、判らないことが多いですが、今は、枚数を撮って状況に応じたケーススタディを日々積んで行くしかありませんものね。
フィルムでもデジタルでも自分。
いつか、そう云える日が来たらいいのになぁと思っています。
コメントを投稿